「筑波大学が公開している無料のVPNがあるって聞いたけど、どうなの?」
「VPN Gateというサービスは、無料で海外のサイトが見れるって本当?」
筑波大学が学術実験として公開している「VPN Gate」は、登録不要で誰でも使えるため非常に有名です。しかし、あくまで「実験」であるため、セキュリティ面やプライバシー面で重大なリスクがあることを理解して使っている人は多くありません。
注意してください
筑波大学のVPNは「通信ログ(履歴)」を保存・公開することを前提としています。プライバシー保護やセキュリティ対策として利用するには不向きであり、場合によっては情報漏洩のリスクもあります。
この記事では、筑波大学VPN(VPN Gate)の仕組みと正しい使い方、そして「なぜ普段使いには推奨されないのか」という理由を専門的な視点で解説します。
この記事の要点
・筑波大学の「VPN Gate」は学術実験のための無料プロジェクト
・ボランティアがサーバーを提供しているため、管理者が不明な場合がある
・通信ログが記録されるため、匿名性は確保されない
・安全に動画視聴やサイト閲覧をするなら「NordVPN」が推奨される
筑波大学のVPN「VPN Gate」とは?仕組みを解説
一般的に「筑波大学のVPN」と呼ばれているのは、筑波大学の研究プロジェクトとして運営されている「VPN Gate(VPNゲート)」のことです。
学術的な実験プロジェクトである
このサービスの主な目的は「グローバルな分散型VPN中継サーバーに関する知識を得ること」です。
世界中のボランティアが自分のパソコンやサーバーを「中継地点(VPNサーバー)」として提供し、それらを束ねて無料で公開しているのがVPN Gateの仕組みです。
誰でも無料で使える
メールアドレスの登録やクレジットカードの入力は一切不要です。公式サイトからソフトウェアをダウンロードするか、設定を行うだけですぐに利用できます。
筑波大学VPN(VPN Gate)の使い方・接続方法
VPN Gateを利用するには、主に以下の2つの方法があります。
1. 専用ソフトウェアを使う(Windows推奨)
Windowsユーザーであれば、公式サイトで配布されている「SoftEther VPN Client + VPN Gate Client Plugin」をインストールするのが最も簡単です。
リストから接続したいサーバー(国)を選んでダブルクリックするだけで接続できます。
2. L2TP/IPsec・OpenVPNで手動設定する
MacやiPhone、Androidの場合は、スマホの設定画面から手動でVPN構成を追加する必要があります。
公式サイトのサーバー一覧に記載されている「DDNS名」や「IPアドレス」を入力し、ユーザー名・パスワードに「vpn」と入力して接続します。
【重要】筑波大学VPNを使うべきではない3つの理由
「無料だし、大学がやっているなら安心」と思うかもしれませんが、実は日常利用には推奨できません。
その理由は、構造上の「リスク」と「使い勝手の悪さ」にあります。
1. 通信ログ(履歴)が記録・公開される
これが最大のリスクです。有料のVPNサービスは「ノーログ(履歴を保存しない)」を売りにしますが、VPN Gateは研究目的であるため、接続ログを最低3ヶ月間保存すると明記されています。
匿名性はありません
「誰が・いつ・どこに」アクセスしたかが記録されています。プライバシー保護を目的としてVPNを使う場合、VPN Gateは選択肢に入りません。
2. サーバー管理者が「誰か分からない」
VPN Gateのサーバーは、世界中のボランティアが提供しています。つまり、「悪意のあるハッカー」がサーバーを提供している可能性もゼロではありません。
悪意のあるサーバーに接続してしまうと、通信内容を盗み見られたり(中間者攻撃)、ウイルス感染サイトへ誘導されたりする恐れがあります。
3. 通信速度が遅く、接続が不安定
あくまでボランティアの回線を借りているため、通信速度は非常に低速です。
動画を見ようとしても止まってしまったり、数分おきに接続が切れたりすることが日常茶飯事です。NetflixやYouTubeを高画質で楽しむのは難しいでしょう。
安全かつ快適にインターネットを楽しみたいのであれば、強力な暗号化とノーログポリシーを保証しているNordVPNのような有料サービスを使うのが確実な選択です。
筑波大学VPNの代わりになる安全なVPNサービス【推奨】
セキュリティ、通信速度、プライバシー保護の観点から、VPN Gateの代替として推奨できるサービスを厳選しました。
NordVPN|安全性と速度のバランスが最強
NordVPNを選ぶべき理由
・「ノーログポリシー」で通信履歴を一切保存しない(第三者監査済み)
・「脅威対策機能」が悪質な広告やマルウェアを自動ブロック
・世界最速クラスの通信速度で、動画もダウンロードもサクサク
最もおすすめなのがNordVPNです。
VPN Gateとは異なり、軍事レベルの暗号化技術を使用し、ユーザーの通信ログを一切保持しません。また、接続スピードも圧倒的に速いため、ストレスなく動画視聴やネットサーフィンが可能です。
「無料のリスク」を避け、月数百円で「鉄壁の安心」を買うなら間違いなくこれです。
MillenVPN|日本企業運営で安心
「海外のサービスは英語が不安」という方には、日本企業が運営するMillenVPNが最適です。
アプリもサポートも完全日本語対応なので、初めて有料VPNを使う方でも迷わず操作できます。筑波大学VPNのような複雑な設定は一切不要です。
ExpressVPN|速度重視のプロ仕様
「とにかく速度にこだわりたい」という方にはExpressVPNです。
価格は少し高めですが、業界最高峰のサーバー品質を誇ります。ビジネス利用や、大容量ファイルのやり取りが多い方におすすめです。
よくある質問:筑波大学VPNについて
VPN Gateを利用する際によくある疑問をまとめました。
Q. 筑波大学VPNを使うのは違法ですか?
いいえ、違法ではありません。 VPN Gate自体は適法な研究プロジェクトです。ただし、それを使って違法なファイルをダウンロードしたり、犯罪行為を行ったりすれば当然処罰の対象となります。
Q. iPhoneやAndroidでも使えますか?
はい、使えます。 ただし、専用アプリがないため、設定画面からサーバー情報を手入力する手間がかかります。手軽にON/OFFを切り替えたい場合は、有料VPNのアプリを使う方が圧倒的に便利です。
Q. NetflixやAmazonプライムは見れますか?
見れないことが多いです。 動画配信サービス側は、VPN GateのサーバーIPアドレスを把握しており、アクセスをブロックしているケースが大半です。動画視聴が目的ならNordVPNなどの有料サービスを利用しましょう。
まとめ:無料には理由がある。安全を買うなら有料VPN
筑波大学のVPN Gateは、学術的には素晴らしいプロジェクトですが、一般ユーザーが普段使いするにはリスクが大きすぎます。
「通信内容を見られたくない」「安全に海外サイトを使いたい」という本来の目的を達成するためには、信頼できる有料VPNを利用するのが正解です。
まずは30日間の返金保証があるNordVPNを試してみて、その速度と快適さを体験してみてください。

コメント